4月首位の楽天梨田監督 ベテラン捕手2人離脱も手応え「若い形で勝負を…」

開幕ダッシュ成功で16勝5敗の首位、指揮官「必死でやってきた」

 楽天は30日、敵地での日本ハム戦に2-1で勝利。4月を16勝5敗の首位で終えた。スタートダッシュに成功した梨田昌孝監督は「必死でやってきた。これが9月なら考えるけど、まだ始まったばかり」と言いながらも、この日の粘り勝ちにチームの成長を感じ取った様子だった。

「みんなで踏ん張って最少失点でいけた。森原も安定していて、ああいうのが打線の粘りにつながった」

 そう振り返ったのは7回に同点に追いつかれた後の展開だ。8回に森原康平投手が3者凡退に抑えると、9回に先頭の岡島豪郎外野手が日本ハムの守護神・増井からファウルで粘った末に右前打で出塁した。1死二塁から敵失で勝ち越しのホームイン。最終回は松井裕樹投手がきっちり締めた。

 先発した岸孝之投手の好投も光った。前回先発予定だった23日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)を腰痛で緊急回避して中13日での登板。7回5安打1失点の内容について指揮官は「不運もあったが、ゲームを作ってくれた。緩い球をうまく使い、相手の裏を突いたり。もう少し援護してあげたかった」と高く評価した。

 前日29日に嶋基宏捕手が腰痛、この日は細川亨捕手が左ふくらはぎ痛で登録抹消となった。だが、ベテラン捕手2人を欠いてもチームの勢いは止まらない。「2人いなくなって、若い形で勝負をかけていくしかない。よくやってくれている」と梨田監督。5月もがむしゃらに突っ走る。

【了】

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

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