グリエル、驚異の“曲芸ヘッスラ”に称賛の声「圧倒的なスライディング」

芸術的なヘッドスライディング披露

 アストロズのユリエスキ・グリエル内野手が1日(日本時間2日)の本拠地レンジャーズ戦で圧巻の“曲芸ヘッスラ”を見せて話題となっている。

 グリエルはこの日、「6番・一塁」でスタメン出場。7回、5-2と逆転した直後の2死三塁で打席に立つとレフト方向へ打球を飛ばした。これに相手左翼が果敢に飛び込んだが捕球し切れず、グリエルは一気に二塁を狙った。

 すかさず左翼から鋭い送球がきたが、グリエルは頭から滑り込むと、一度伸ばしかけた右手を突然引っ込めて、身体をひねりながら左手で二塁ベースに到達。相手のタッチをかいくぐる芸術的なヘッドスライディングで二塁を陥れた。

 これにはレンジャーズサイドもチャレンジを申し出たが結果は覆らずにセーフに。この模様はMLB公式動画サイト「Cut4」も「ユリエスキ・グリエルが圧倒的な、二塁でのタッチアウトを避けるスライディングを見せる」との見出しで取り上げており、「走者はタッチアウトを避けるためになにかクリエイティブなことをしなければいけない。そして、その時の光景は荘厳だ。明らかに、ユリエスキ・グリエルはそのスキルを持っている選手の1人だ」と称賛している。

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