ロッテ林球団本部長、補強の前倒し示唆 助っ人含め「早めにということで」

4日の伊東監督の発言受けて明言、日本での経験は「絶対ではない」

 2日から4日の日本ハム3連戦で、今季3度目の同一カード3連敗を喫したロッテの林球団本部長は、5日のソフトバンク戦試合前、「(新外国人を含めて)早めにということで」と補強の前倒しを示唆した。

 4日の日本ハム戦後の伊東監督の発言を受けてのもの。同本部長は「監督とは札幌でも長い時間話しました。内容についてはノーコメント」と具体的な補強に関しては口を閉ざしたが、「色んなポジションで、考えている。確かに日本の野球の経験はポイントになるが、絶対ではない」と明かした。

「(今いる)色んな選手を使って、きっかけをつかもうとしており、監督ならではで、信頼はしている。補強は常に研究しているが、元々いる選手に調子が出ていない。それぞれの力を発揮してくれれば」と現有戦力での反抗にも期待しているが、チーム打率.183(4日まで)の貧打立て直しへ、フロントの手腕が注目される。
 
【了】

細野能功●文 text by Yoshinori Hosono

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