今季中の史上45人目1000打点も視野に 西武中村が916打点で球団記録更新

“おかわり君”が元同僚・岸からの2ランで球団新、今季中に大台到達なるか

 7日、メットライフドームでの埼玉西武-楽天の試合。埼玉西武・中村剛也内野手が7回1死走者なしの場面でバックスクリーンにソロ本塁打を放ち、通算916打点目を記録。球団の通算打点新記録を更新した。


西武・中村が岸から放った完璧な一発【動画:パ・リーグTV】

 試合は楽天が3回に3点を奪取。埼玉西武はリードを許していたが、この回は「球団打点新記録の更新を意識せず打席に入りました。反撃の一打につながればいいです」と語った4番の中村に続き、5番のメヒアも左中間スタンドまでホームランを叩き込んだ。2人が本塁打を放ったのは、昨年までチームメイトだった楽天・岸から。最終的に試合は2-3で敗れはしたが、主砲2人の連続ソロアーチで首位の楽天をあと一歩のところまで追いつめた。

 2001年ドラフト2巡目で西武に入団した中村は、2003年にイースタン・リーグで本塁打王に輝くと、2005年には22本塁打を放つなど持ち前の長打力で頭角を現す。2008年に46本塁打を放って自身初の打撃タイトルを獲得するなどチームの日本一に貢献。翌2009年は48本塁打、122打点の活躍で2冠獲得。2011年にも48本塁打、116打点をマークして2冠王となった。

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