セレモニー登場の松井秀喜氏にNYファン総立ち「ジーター以外で最大の声援」

ジーターの永久欠番セレモニーに招待、地元メディアも脱帽「何てオベーションだ!」

 ヤンキースは14日(日本時間15日)、本拠地ヤンキースタジアムで伝説のキャプテン、デレク・ジーター氏の背番号「2」を永久欠番とするセレモニーを行った。かつての戦友で、現在ヤンキースのGM特別補佐を務める松井秀喜氏もゲストとして出席。観衆からスタンディングオベーションで迎えられ、ニューヨークでの絶大な人気をあらためて証明した。地元メディアも「何てオベーションだ!」「ジーター以外で最大の声援」と脱帽している。

 盟友ジーターの記念すべきセレモニーに、「ゴジラ」の異名で愛された松井氏も招待された。当時のクラブ幹部やジーターを見いだしたスカウト、トレーナー、デビッド・コーン元投手、ジョー・ジラルディ監督らに続いて、11番目に登場。満面の笑みを浮かべたスーツ姿の松井氏が登場すると、ジラルディ監督を遥かに凌ぐ大歓声がスタンドで巻き起こった。

 地鳴りのようなスタンディングオベーションで迎えられた松井氏は、フィールドに足を踏み入れ、満面の笑みを浮かべながら、短く右手を振る。試合を中継していたESPNの実況は「何てオベーションなんだ! ヒデキ・マツイ! チケット完売のヤンキースタジアムの観衆から、彼の名前が紹介されると大歓声が巻き起こりました」と興奮気味にレポートした。

 解説者も「ヒデキ・マツイはこの日、ジーター以外の中で、誰よりも大きなオベーションを受けたかもしれません。それは09年ワールドシリーズ第6戦目の多大な活躍からです」と同調。MLB公式サイトのヤンキース番を務めるブライアン・ホック記者は、自身のツイッターで「2009年ワールドシリーズMVPのヒデキ・マツイに万雷の喝采。ジーターからはお気に入りのチームメートと呼ばれていた」と速報した。

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY