ロッテ根元が延長10回執念サヨナラ打&連敗8で止める エース涌井も139球熱投
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涌井は9回3失点の熱投
ロッテが19日の本拠地楽天戦で延長10回に4-3のサヨナラ勝ちを収め、連敗を8で止めた。エース涌井が9回139球3失点(自責2)の力投を見せると、3-3の延長10回に根元が執念のサヨナラ打を放った。
8連敗中のロッテは2回、三塁ダフィーのエラーで先制を許す嫌な展開となったが、3回無死一、三塁から楽天先発・釜田のボークで同点に追いつくと、根元のタイムリーで勝ち越しに成功。6回には清田のタイムリー二塁打でリードを2点に広げた。
一方、涌井は6回まで1失点に抑える力投。しかし7回に1死一、三塁から聖澤の二ゴロの間に1点差に詰め寄られると9回1死一、三塁から藤田の一塁への打球を福浦が本塁送球したが三塁走者が生還。土壇場で同点とされた。
それでもロッテは延長10回、1死二、三塁と好機を作ると根元が劇的なサヨナラ打。前夜は西武に敗れて伊東監督就任後初となる8連敗を喫し、借金20となっていたが、この日は粘り強い戦いで5年ぶりの9連敗を免れた。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count
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