DeNA、クライン独り相撲→好投も黒星 筒香は3打席見逃し三振で7戦無安打

クラインの序盤の乱調響き3連敗「申し訳ないです」

 DeNAは2日のソフトバンク戦(横浜)に4-6で敗れて3連敗。先発したクラインの序盤の大乱調が響いた。

 1回に先頭の川崎に右中間へツーベースを許すと、次打者・今宮の犠打を処理したかに思えたが、一塁に悪送球。川崎が一気に生還した。さらに柳田には左越えツーベースと自身の暴投、内川への四球で一、三塁。デスパイネにはライトへのツーベースを浴びた。中村にもライトへの犠飛を許し、立ち上がりに4失点した。

 2回に入っても独り相撲は続いた。1死から連続四球で一、二塁。続く柳田の打球は一塁線への強いゴロ。ロペスが好捕したが、クラインは一塁ベースカバーに出遅れたために内野安打に。このプレーにはロペスも球を地面にたたきつけるなど、いらだちを隠せなかった。結局、クラインは満塁から内川にレフトへの犠飛で5点目を献上した。ソフトバンクのバンデンハーク相手に、序盤での5失点はあまりに重かった。

 それでもクラインは3回からまるで別人。5回まで許したのは1四球のみ。この四球絡みで1点は失ったが、6回までテンポよく投げきった。2回まで52球を擁しながら、3回から降板する6回までの4イニングを47球で終えただけに、立ち上がりの乱調が痛かった。

 球団を通じて「ブルペンから状態はあまり良くなく、ボールをコントロールすることが出来ず、高めに浮いてしまいました。序盤に大量失点してしまい申し訳ないです」とコメントし、反省していた。

 また、気になるのは4番の筒香の状態。この日は3打席で見逃し三振に喫するなど、4打数無安打。7試合連続ノーヒットとなった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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