イチロー代打に敵地大歓声 痛烈左前打で通算3043安打、歴代24位へ「10」

一塁走者は牽制死も…3試合ぶり&6月初のヒットをマーク、マーリンズは4連勝ならず

 マーリンズのイチロー外野手は5日(日本時間6日)、敵地でのカブス戦に代打で出場し、6月初ヒットとなる左前打を放った。3戦ぶりヒットでメジャー通算3043安打。マーリンズは1-3で敗れ、連勝は3で止まった。カブスの上原浩治投手は登板しなかった。

 イチローは2点を追う8回無死一塁の場面で右腕ストレイリーの代打で登場。伝統あるシカゴのリグレー・フィールドは大歓声に包まれた。すると、初球を見逃したところで捕手のコントレラスが一塁に牽制。一塁走者のリドルははじめはセーフと判定されたものの、カブスがチャレンジしてアウトに覆った。

 1死走者なしと状況が変わったが、イチローはカウント1-1から左腕モンゴメリーの直球をレフト前に痛烈な打球で運ぶ。3試合ぶりのヒットでメジャー通算3043安打。歴代24位ロッド・カルー(3053安打)まで残り10本とし、打率は.183となった。

 イチローはその後、二塁まで進んだものの、マーリンズは後続が倒れる。右翼の守備にもついたが、2打席目は回ってこなかった。

 先発ストレイリーがブライアント、アルモラJrにホームランを浴びたマーリンズは、追いつくことができずに1-3で敗戦。4連勝はならなかった。カブスは本拠地7連勝となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY