巨人ついに11連敗…エース菅野でも止まらず、75年球団ワースト記録に並ぶ

今季初1軍の新加入・陽を1番起用も実らず

 巨人は6日、敵地での西武戦で逆転負けを喫し、球団ワースト記録に並ぶ11連敗を喫した。エース菅野を投入、今季新加入の陽を1番に起用も傷口をふさぐことは出来なかった。

 3点リードが守り切れなかった。先発の菅野は3回まで西武打線を無失点に抑えたが、3点リードの4回に2死一、二塁からメヒア、外崎に連続タイムリーを許し、1点差に詰め寄られる。だが、味方が2点を加え、再び3点リードに広げた6回。1死から栗山に右ソロ弾を浴びると、二塁打と四球で一、二塁としたところで、炭谷に2点適時打をセンターへ運ばれ、同点に追いつかれた。

 7回のマウンドに上がった2番手桜井は、3四球などで1死満塁のピンチを作って降板。後を継いだ西村が、最初の打者メヒアに押し出し四球。外崎にライトへ犠飛を許し、2点を勝ち越される。8回にも浅村のソロ弾で1点を加えられ、2桁安打を許した。

 打線は、今季1軍初昇格した陽が先制タイムリー、1日以来の先発出場となった阿部が3安打と奮闘したが、一歩及ばず。1975年以来となる球団史上2度目、ワーストタイとなる11連敗を喫した。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY