ソフトB武田、交流戦復帰見送りへ 149キロ記録も倉野コーチ「その1球だけ」

10日の2軍戦4回0封も「1軍で抑えられるレベルを」…17日巨人2軍戦登板へ

 ソフトバンクの倉野信次投手コーチは11日、右肩の炎症で2軍調整中の武田翔太投手について「もう1回ファームで投げさせる」と明言。交流戦での1軍復帰プランは見送られる形となった。

 10日、甲子園での阪神との2軍戦で登板した武田は4回75球を投げ、無失点に抑えた。ストレートの球速は149キロを記録したが、「その1球だけだから」と倉野コーチは話した。

「ここまでは投げられるようになることを目標にやってきたが、これからは技術面。1軍で抑えられるレベルを目指すことになる」と、右のエースとしてのあるべき姿までレベルアップさせるとした。

 登板間隔としては通常の中6日を予定しており、17日に行われるタマスタ筑後での巨人戦で先発することになりそうだ。

【了】

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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