「バット振れてる」ハム中田が4番で本領発揮 9戦5発で7年連続2桁弾

今季初1試合2発に「久々の感触」、栗山政権で初4番外れた一戦以降9戦5発

 日本ハムの中田翔内野手が23日、本拠地での楽天戦で2ラン2発を放ち、7-3の勝利に貢献した。

 リーグ戦再開の大事な試合で4番が本領発揮だ。まずは4回無死一塁で安楽のボールを捉えて、豪快に左翼席中段に先制2ラン。1点を追う5回2死一、二塁では、四球を選んで続くレアードの逆転適時二塁打につなげた。さらに、7回には戸村からバックスクリーン左へダメ押しの2ランを叩き込んだ。

 9号&10号で今季初の1試合2発を放ち、7年連続で2桁本塁打到達。「久々の感触で気持ち良かったです」とお立ち台では照れくさそうに笑った。

 栗山監督の下で初めて4番を外れた10日の巨人戦以降、9試合で32打数11安打11打点、5本塁打と当たっている。「打席の中でしっかりバットが振れている。ホームランはたまたまの結果。運良くホームランになっただけと思ってやっている」と高い集中力を発揮。この日も「とにかく強い楽天にどうしてもつけたいと思っていたので」と首位叩きに躍起になっていた。

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