日ハムにまた負傷者!? レアードが左膝痛でDH出場、試合前に異常訴える

今後の出場は…「打撲なので本人の痛み次第」

 日本ハムのブランドン・レアード内野手が、25日の楽天戦(札幌ドーム)で今季初めて指名打者として出場した。左膝痛のため、定位置の三塁の守備にはつかず「5番・DH」でフル出場し、4打数無安打。3度巡ってきた得点圏に走者を置いた場面で走者を返すことができず、チームも0-6で完封負けした。

 西川遥輝外野手とともに全試合出場中の昨季本塁打王が、この日の試合前に異常を訴えていた。「腫れが残っていて気になったようです。打撲なのであとは本人の痛み次第。状態を見ながらやっていきます」と福島チーフトレーナーは説明した。

 15日中日戦で、走塁中に二塁を回る際にベース上で足を取られ、左膝をグラウンドに強打して途中交代した。翌16日以降も三塁を守りながら出場していたが、痛みは限界に近づいていた。

 左太もも裏を痛めた大谷翔平投手は1軍復帰したとはいえ、全力疾走ができず、まだ試合に出場していない。4割打者の近藤健介捕手も腰部椎間板ヘルニアで戦列を離れて手術を検討中。主力に故障が相次ぐ中、チームの苦難が続く。

【了】

石川加奈子●文 text by Kanako Ishikawa

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