楽天との首位攻防戦、先陣切るソフトB東浜は平常心「1試合1試合の積み重ね」

ソフトバンク・東浜巨【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・東浜巨【写真:荒川祐史】

23日西武戦では自身2度目の完封も「気持ちは一緒です」

 首位攻防戦の先陣を切る。ソフトバンクの東浜巨投手が30日の楽天戦(Koboパーク)に先発する。

 29日の日本ハム戦(ヤフオクD)の試合前に最終調整を行い、チームより一足先に仙台入りした右腕は「まだ先は長いので、順位とかは関係なく、いつものように向かって行きたい」と、0.5ゲーム差で追いかけている楽天との直接対決にも、普段と変わらぬ姿勢を強調した。

 ここまでチーム最多タイとなる7勝をマークしている東浜。6月23日の西武戦(ヤフオクD)では自身2度目、ルーキーイヤー以来となる完封勝利を挙げた。ただ、最近の右腕の良いところは、常に変わらぬ姿勢、精神状態で試合に臨めるところ。「(完封しても)気持ちは一緒です。1試合1試合の積み重ねだと思うので。この前良かったからといって、今回もいいとは限らない」と、気持ちが大きくなることはない。

「反省して次に繋げないといけない。無駄な四球があったので、ストライク先行でいければいいと思う。初回から飛ばして行って、全力でいければいい」という。首位攻防3連戦の初戦。周囲は直接対決とあって盛り上がるだろうが、東浜の頭は冷静に保たれている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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