ファームと往復のロッテ中村、今季初アーチに「少しずつ形になってきた」

日本ハム戦9回に1号2ラン
遊撃の定位置争いに敗れかけ、ファームとの往復を繰り返したロッテ中村にようやく安堵の笑顔が見え始めた。6月30日の日本ハム戦。1-7の9回、ペーニャの左中間適時二塁打に続き、1死二塁で日本ハムのルーキー玉井の143キロ速球を右翼へ今季初アーチをかけた。
6月18日の巨人戦でようやく今季初安打。那覇での西武戦の2試合では「9番・三塁」で先発し、タイムリー打も降雨ノーゲームでふいにしたが、長打を放つなど復調が目立っていた。
「結果にとらわれず、やっていこうとして、自分の中では、少しずつ形になってきた。自分の力以上は出せないが、自分が出来ることを100パーセント出し切れるように」と力を込めた。
(細野能功 / Yoshinori Hosono)
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