MLBの球種判別が面白い 青木宣親はナックルとチェンジアップを駆使していた!?

一昨年のイチローは5球種を駆使!?

 青木が投げたのは「ナックルボール」と「チェンジアップ」の2種類に判別された。球種は、握り、軌道などから割り出されていると見られ、“野手投げ”の青木のボールは、このような結果となった。20球を投げ、ストライクは8球。ストライク率は40%で、防御率27.00の成績が残った。

 なお、2015年10月4日のフィリーズ戦で登板したイチローの投球内容をMLB公式サイトの「GAME DAY」で見てみると、直球が5球、チェンジアップが6球、カーブが4球、スライダーが2球、カットボールが1球の計18球。最速は87.9マイル(約141.5キロ)で、ストライクは11球(ストライク率61%)だった。1回2安打1失点で四球はなく、防御率9.00の成績を残している。

 青木は試合後、地元メディアの取材に対して「メジャーのマウンドに立つことは一つの夢だった」と明かした。イチローも青木も、2度目のマウンドに上がる可能性は低そうだが、「投手」としてもMLBの歴史に名前が刻まれたことは確かだ。

(Full-Count編集部)

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