オリ金子、逆転許し自身4連敗 福良監督は嘆く「四球はエラーと同じ」

オリックス・福良淳一【写真:荒川祐史】
オリックス・福良淳一【写真:荒川祐史】

5回に四球から崩れる、連敗中の右腕に「気持ち的にどうだったのか…」

 オリックスは敵地で連敗となり、カード負け越しとなった。5日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。先制を許しながらも、一時は逆転したが、先発の金子千尋が踏ん張れずに逆転負け。福良淳一監督は「やっぱり四球ですよね。先頭の四球。投手のミスですよね、四球は。エラーと同じ」と逆転のきっかけとなった四球を嘆いた。

 初回、先頭の明石に左前安打を浴びると、1死二塁から柳田に右前適時打を許して先制点を奪われた。4回にT-岡田、マレーロのソロ2発で試合をひっくり返したものの、右腕は5回に先頭の甲斐に四球を与えると、そこから崩れた。2死二塁で今宮に中前適時打を浴びて同点とされると、柳田にはバックスクリーン右に飛び込む特大の勝ち越し2ランを浴びた。

 右腕は5回6安打2四球4失点で83球で降板。5月30日のヤクルト戦(京セラD)で勝利して以来、5試合連続で白星から見放されており、自身4連敗となり、指揮官は「気持ち的にどうだったのかな。そういう(約1か月勝っていない)のがあるのかもしれないですね」。5回83球と早い段階での降板となったことについて指揮官は「もう1回登板はありますから」と話していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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