ヤクルト投壊7連敗 大逆転負け翌日は8失点大敗 広島は50勝セ一番乗り

前日は大逆転負けで罵声…先発石川が5回途中KOで両リーグワーストの10敗目

 ヤクルトは8日、広島戦(神宮)に2-8で大敗。前日の5点差大逆転負け翌日に7連敗を喫し、借金は21に膨らんだ。先発した石川は5回途中7安打4失点でKOされ、両リーグワーストの10敗目を喫した。

 またも投手陣が打ち込まれた。

 先発のベテラン石川は初回先頭に田中にいきなり二塁打。1死三塁から丸に犠飛を打たれ、与えたくない先取点をあっさりと許した。打線の援護で1-1と同点に追いついた2回に勝ち越しを許すと、3回には菊池、鈴木とソロを2発浴び、3回までに4失点とリズムを作れない。

 打線も援護ができずにいると、6回には2番手松岡が曾澤、菊池と2ラン2本を浴び、4失点。試合を決定づけられた。7回に荒木の適時打で1点を返したものの、大量失点が響き、ビハインドをはね返せなかった。先発・石川は5回途中7安打4失点で両リーグワーストの10敗目を喫した。

 前日は5点リードの9回に救援転向の小川が打ち込まれて大逆転負け。試合後のクラブハウスでファンが真中監督に罵声を浴びせたことが話題となっていたが、流れを断ち切ることはできず、7連敗を喫した。

 4本の一発攻勢で勝利した広島はセ・リーグ一番乗りで50勝に到達。貯金22とし、首位をがっちりとキープして快走している。

(Full-Count編集部)

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