逆転サヨナラ勝利にロッテ伊東監督「訓示がきいたかな」

ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】
ロッテ・伊東勤監督【写真:編集部】

9回加藤が逆転サヨナラ打、指揮官「あそこはショウヘイに賭けた」

 借金30を抱えていたロッテが球宴明けの後半戦初戦で最高の形でスタートを切った。17日のオリックス戦、1-2で迎えた9回に加藤の逆転サヨナラ打で勝利。伊東監督の第一声は「昨日の訓示がきいいたかな」だった。

 16日の全体練習で「最後まであきらめず、自分たちがやれることを一生懸命やろう」とナインに訴えた。その言葉通りの逆転劇。先発スタンリッジも5、6回と2イニング連続満塁のピンチも最小失点でしのいだ。

「9回に勝ち越しを打たれて、重かったが、ペーニャの(中越二塁打は)もう少しでホームラン。あれで行ける感じがした。(2死満塁で)ショウヘイ(加藤)は凡打が多くどうかなと思ったが、(代打は)伊志嶺しかいない。あそこはショウヘイに賭けた。

 それにしてもよく打ってくれた。どういう形でも、今は勝つことが大事。(海の日で)お客さんも入ってくれて、一番いい形で終わることができた。満足してくれたと思う。これを明日に生かさないと」

 そう話した伊東監督。後半戦の大反攻へ、指揮官は決意を新たにしていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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