ドジャースのオルガン奏者がボーカル急逝の人気バンドに粋なトリビュート
試合前練習中に「Linkin Park」の「Numb」を演奏
人気ロックバンド「Linkin Park」のボーカリスト、チェスター・ベニントンが20日(日本時間21日)に急逝したニュースは、音楽ファンに衝撃を与えたが、メジャーでも心を痛めた人物がいたようだ。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」によれば、ドジャースのオルガン奏者を務めるディーター・ルール氏が同日、ブレーブス戦の前に行われた練習中に同バンドのヒット曲「Numb」を演奏したという。
「Linkin Park」はロサンゼルス近郊マリブに隣接するアゴウラヒルズで結成され、拠点をロサンゼルスに置いていた。そのため、ドジャース・ファンの中にも同バンドのファンが多いようだ。記事によれば、ツイッターでファンから「Linkin Parkに捧げる曲を演奏してくれませんか?」と頼まれたルール氏は「もちろん、本当に悲しいことですね」と快諾。数々のヒット曲の中から、2003年発売のアルバム「Meteora」に収録された「Numb」を演奏したそうだ。
また、この日の先発を務めたブランドン・マッカーシーも、マウンドに上がる前の登場曲に「Linkin Park」の曲を使ったという。音楽とスポーツの垣根を越えたトリビュートに胸を熱くしたファンも多かったに違いない。
(Full-Count編集部)