メッセンジャー8回無失点の快投&来日1号先制弾でハーラータイ10勝目

7回に中谷ソロ弾、上本2点三塁打などで4点を追加

 阪神のランディ・メッセンジャー投手が23日、敵地でのヤクルト戦で投打に活躍し、ハーラートップタイとなる10勝目をマークした。投げては8回5安打無失点の快投で、打っては3回に来日1号となる先制ソロ。7回には味方に4点援護をもらい、勝利を確かなものとした。

 メッセンジャーは立ち上がり、初回1死から上田に二塁内野安打を許すが、続くバレンティンと山田を連続空振り三振。2回を3者凡退とすると、直後の打席で魅せた。先頭で打席に立つと、ヤクルト先発小川のカットボールを強振。打球は右翼席最前列に飛び込む先制ソロとなった。

 来日8年目での初アーチで自らを援護すると、3回以降も三塁を踏ませない力投でヤクルト打線を圧倒。スコアボードに「0」を並べると、7回に打線が奮起した。代打の先頭・中谷が左翼ポールに直撃するソロ弾を放つと、無死二、三塁から相手のミスで1点を追加。さらに2死二、三塁から上本がタイムリー三塁打を放ち、この回4点の追加に成功し、勝利に繋げた。

 一方のヤクルトは、先発に再び配置換えとなった小川が、5回を投げて4安打1失点と力投。だが、中継ぎ陣が4点を献上した。打線もメッセンジャーの前に連打が出ず。前日に連覇を14で止めたが、連勝は叶わなかった。

(Full-Count編集部)

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