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イチローが米紙に語る思い出のメジャー観戦、衝撃を与えた“送りバント”

2001年にマリナーズ入りして以来、メジャー17年のキャリアを誇るマーリンズのイチロー外野手。普段はグラウンド上で華麗な守備や職人技のような打撃を披露し、客席のファンを喜ばせているが、16年前、イチローはメジャーリーガーになってから一度だけ観客席から試合観戦をしたそうだ。その時に見た「送りバント」に衝撃を

マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】
マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

デビューから3日後の2001年4月5日、エンゼルスVSレンジャーズ戦を観戦

 2001年にマリナーズ入りして以来、メジャー17年のキャリアを誇るマーリンズのイチロー外野手。普段はグラウンド上で華麗な守備や職人技のような打撃を披露し、客席のファンを喜ばせているが、16年前、イチローはメジャーリーガーになってから一度だけ観客席から試合観戦をしたそうだ。その時に見た「送りバント」に衝撃を受けたという秘話を、地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版が伝えている。

 背番号51が試合を観戦をしたのは、メジャーデビューから3日後、2001年4月5日、レンジャーズ本拠地でのことだった。翌日から同地での3連戦が予定されていたマリナーズは、移動後に現地で休養日だったため、イチローはエンゼルスVSレンジャーズの一戦を見に行ったという。

 衝撃の場面は、エンゼルスが4点リードで迎えた9回表に訪れた。エンゼルスの小兵エクスタインが単打で出塁すると、次打者ニエベスは送りバントで走者を二塁へ送り、得点チャンスを作った。この場面についてイチローは「衝撃的でした。『MLBでさえ、こんな野球をするんだ』と思いましたね」と通訳を介して話したという。

 9回無死一塁。これが1点差、2点差の場面であれば、メジャーでも送りバントが定石だろう。だが、4点のリードを持った場面。大抵の打者やチームは送りバントを選択せずに振りにくる。そんな中でエンゼルスが魅せた最後まで手を抜かない手堅い野球を目にした背番号51は、「4点リードがあったにも関わらず、リードを5点に広げるためにバントで二塁へ送った。今どき、こんなことをするか分からない。でも、当時はやっていたんですよ。本当に大きな印象を残しました」と、当時を振り返ったそうだ。

 近年ホームランと三振の数が増え、豪快さを増した一方で、大味になりつつあるメジャーだからこそ、イチローの心に残った当時の印象は、思い出の地テキサス遠征中に、色濃さを増したのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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