ホークス和田が本拠地でブルペン入り、指揮官驚愕「試合前の投球みたい」

ソフトバンク・和田毅【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・和田毅【写真:藤浦一都】

投球練習を再開して4度目のブルペン投球「今日が一番良かった」

 28日、ヤフオクドームで行われた先発投手練習にリハビリ中の和田毅投手が合流。先発陣とともにアップやキャッチボールを行った後、ブルペンで投球練習を行った。

 前日初の2桁勝利を挙げたばかりの東浜巨や、29日からの日本ハム戦に先発する千賀滉大、武田翔太らに混じって、背番号21は明るい表情で汗を流した。5月22日に左肘の手術を受けて復帰まで3か月と診断されていた和田は、その後筑後のファーム施設でリハビリ。7月20日には筑後で捕手を座らせてのブルペン投球を再開していた。

 この日は、筑後のリハビリ組が休みのため1軍練習に参加。工藤公康監督や佐藤義則投手コーチら首脳陣が見守る中でブルペンに入り、変化球を含めて50球を投げ込んだ。
和田は帰り際に「順調にきている。(ブルペンは)4度目だが、今日が一番よかった」と満足そうな表情を見せた。

「ここまで休んでしまっているので、怪我する前よりもいい状態で戻りたい。(復帰して)大事な時期に戦力として投げる以上、そういうボールを投げないと。昨年はシーズン終盤に戦力になれなかったが、今年はここまで戦力になれなかった。戻ってから使えないピッチングしても意味がないので、終盤に戦力になれるようなボールを投げたい」

 2日後には再び筑後でブルペンに入り、60球を投げる予定。「来週にはバッピ(打撃投手)とかをやって、2週間後には実戦に入れたら」と、復帰に向けたプランは順調だ。

ブルペン見た工藤監督もびっくり「試合前みたい。それくらい良かった」

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