日ハム上原、“3度目の正直”でプロ初勝利へ「投げるからには…」
オリックス戦で先発、「長打を打てるバッターが多い」と警戒
日本ハムの上原健太投手が6日、本拠地でのオリックス戦に先発する。プロ初先発だった7月23日西武戦、続く同30日ソフトバンク戦では黒星を喫したが、“3度目の正直”でプロ初勝利を目指す。
前回登板したソフトバンク戦では6回8安打4失点ながら8三振を奪うなど内容はあった。「正直もうちょいやられるかなというのがあった。意外とできたけれど、投げるからには勝たないと。負けたらいいピッチングをしても関係ない。悪くても勝てるのが先発として一番いいピッチャー」。3週連続でもらった先発チャンスに結果で応えるつもりだ。
対戦するオリックス打線については「長打を打てるバッターが多い。甘い球は長打してくる」と警戒する。ただ、7月10日に2番手で登板した際には、3回1/3を2安打2失点(自責0)に抑えた。「確実にというところで失投しないように。打たれても点だけは取られないように」と粘りの投球を心がける。
札幌ドームのマウンドに先発として上がるのはプロ2年目で初めて。「どこで投げても気持ちは変わらない。全力でやるしか抑えられる方法はないので」。自分の仕事に集中し、勝利をつかみとる。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)