青木宣親が古巣相手に移籍後初本塁打 元同僚投手も称賛「彼の勝ちだよ」

青木が古巣アストロズ相手に逆転3号2ラン
移籍後初本塁打を放ったブルージェイズの青木宣親外野手に古巣の元チームメイトが賛辞を贈った。35歳のベテランは6日(日本時間7日)の敵地アストロズ戦の7回に一時逆転となる3号2ランをマーク。試合は9回に4失点してサヨナラ負けを喫したが、「8番・左翼」で移籍後初先発した青木は貴重な一打を放ち、結果を残した。
7月31日(日本時間8月1日)のトレード期限でアストロズから加入した青木はこの日が新天地での2試合目。最初の2打席で凡退したが、2-3と1点を追う7回無死一塁の場面で打席に立つと、相手先発・ファイアーズの3球目を捉えて右中間スタンドへ一時逆転となる2ランを運んだ。
一塁ベースを回った瞬間にスタンドインを確認すると、青木は小さくガッツポーズ。アストロズに所属した7月23日のオリオールズ戦以来となる一発だった。
この試合を特集したMLB公式サイトでは青木の一発についてもレポート。一発を浴びた元チームメイトのファイアーズは記事の中で「彼の勝ちだよ」と話し、「彼はボールをよく見ている。彼を2度、アウトにしたけど、最後は彼が勝った。彼にとって素晴らしい瞬間になったと思う。彼は少しパワーをつけた。大きな一打だったよ」と賛辞を贈った。
ブルージェイズは勝利目前の9回裏に3点差をひっくり返されて逆転負け。2連勝を逃したが、青木は古巣相手に存在感を示した。
(Full-Count編集部)
