菅野、巨人投手では斎藤雅樹氏以来27年ぶりの1シーズン2度目月間MVP

ソフトバンク・東浜巨【写真:荒川祐史】
ソフトバンク・東浜巨【写真:荒川祐史】

桑原&東浜は初受賞、秋山は3度目で西武選手としてリーグトップ72度目受賞

 7月の「日本生命月間MVP賞」の受賞選手が8日に発表された。パ・リーグ投手部門の東浜巨投手(ソフトバンク)、セ・リーグ打者部門の桑原将志外野手(DeNA)がそれぞれ初受賞。セ・リーグ投手部門の菅野智之投手(巨人)4度目、パ・リーグ打者部門の秋山翔吾外野手(西武)は3度目の受賞となった。

 東浜は3試合登板で3勝無敗、防御率1.33、20回1/3で13奪三振をマークした。自身初のシーズン10勝に達し、チームの月間首位(15勝5敗)にも貢献。5年目で初の受賞となった。

 桑原は21試合出場で打率.389、35安打、6本塁打、14打点をマーク。7月1日の巨人戦では9回に起死回生の逆転満塁弾を放つなど、印象的な活躍を続けた。プロ入り6年目で初の受賞となった。

 菅野は5月に続いて今季2度目の受賞。4試合登板で4勝無敗、防御率0.31、29イニングで30奪三振と圧巻の成績を残した。7月5日の広島戦から同29日のDeNA戦の7回まで28イニング連続無失点を記録。巨人の投手による同一シーズン2度目の受賞は、1990年5月度・7月度受賞の斎藤雅樹投手以来27年ぶりとなった。

 秋山は23試合出場で打率.351、33安打、3本塁打、19打点。安打、打点に加え、52塁打もリーグトップ、16得点もリーグトップタイだった。11試合連続安打も記録するなど、打線を牽引。西武の選手の受賞回数は通算72度目で、オリックス、日本ハムの71度を抜いてリーグ単独トップとなった。

(Full-Count編集部)

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