聖心ウルスラが九州勢対決制し甲子園初勝利 2年生エース戸郷が11K完投
初出場の早稲田佐賀は初戦突破ならず
第99回全国高等学校野球選手権大会は10日、大会第3日が行われ、第4試合は聖心ウルスラ(宮崎)が、初出場の早稲田佐賀(佐賀)に5-2で勝利。甲子園初白星を飾った。
聖心ウルスラは2回に上村のスクイズで1点を先制。さらに、4回は上村の2点タイムリー、赤木の適時内野安打、さらに相手パスボールとこの回に一挙4点を加えた。
先発の戸郷は4回まで無安打ピッチング。5回1死から内野安打で初ヒットを許し、2死一、二塁とされるも、宇都宮を空振り三振に仕留めて無失点に抑えた。
7回には早稲田佐賀が反撃。鈴木のタイムリーで1点を返すと、春日井も一塁への適時内野安打。2点目を奪った。なおも無死二、三塁の好機だったが、戸郷は河本を空振り三振、宇都宮を遊飛、小部を空振り三振と後続を断った。
2年生エースの戸郷は9回8安打2失点11奪三振の好投で完投。九州勢対決を制し、甲子園初勝利をつかんだ。
(Full-Count編集部)