ロッテ唐川、3試合連続で初回に失点 課題を克服できず3連敗に「反省」

ロッテ・唐川侑己【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】
ロッテ・唐川侑己【写真提供:千葉ロッテマリーンズ】

先頭打者を歩かせて柳田に3ラン被弾、伊東監督も「何とか粘ってくれると思ったが…」

 ロッテ唐川侑己投手が自身3連敗で早くも今季10敗目を喫した。

 5-6で敗れた10日のソフトバンク戦で、立ち上がりの課題を克服できず、 初回先頭の明石を歩かせる。松田の遊撃内野安打で1死一、二塁とされ、柳田に甘く入った139キロのカットボールを捉えられた。バックスクリーンのスコアボードすぐ下に直撃する27号3ラン。先制を許した。

「立ち上がりの失点。味方が追い上げてくれた直後の失点。 両方とも先頭打者を出して踏ん張ることができなかったのが反省」と唐川。初回の失点はこれで3試合連続になった。相手の東浜はロッテ戦通算7試合で4勝負けなしと大の苦手で防御率も1点台。「ヨーイドンで3点。調子が良くて何とか粘ってくれると思ったが」と伊東監督も大誤算だった。

 3回に角中の右翼線2点適時打が飛び出した直後の4回には、また4安打で3失点と粘れない。吉田のリードも大事にいこうとするせいか、外角に偏った。先頭の明石に左前へ、3打席連続外角球を流し打ちされるなど、バッテリー間の課題を改めて露呈した。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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