田中将大が右肩炎症でDL入り 指揮官「休みが必要。長くかからないだろう」

ヤンキース・田中将大投手【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大投手【写真:Getty Images】

前回登板翌日にジラルディ監督に肩の不調を伝える

 ヤンキース田中将大投手が12日(日本時間13日)、右肩の炎症により10日間の故障者リスト(DL)入りした。球団が発表した。複数の現地報道によれば、田中は前回登板した9日(同10日)敵地でのブルージェイズ戦に先発した翌日、ジラルディ監督に右肩の疲れが取れないことを伝えていたという。

 日本人投手がまた1人DL入りした。田中は9日ブルージェイズ戦で制球が定まらず、4回を投げて2安打5四球3失点(自責2)。勝敗こそつかなかったが、わずか88球で降板していた。

 地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」電子版によると、田中は肩から指先にかけて「疲れている」と報告。チームドクターが診察した結果「体の構造上の問題はなく、疲れと怠さがある」との見解だったという。

 ジラルディ監督は試合前の会見で「体の構造上の問題ははない。ストレングス面でも問題はない。投手のMRI検査をすれば、誰でもどこかに炎症を抱えているのが普通。なので、彼には休みが必要と判断した。それほど長くはかからないだろう」と話したという。10日(同11日)まで遡ってDL入りするため、最短では20日(同21日)敵地レッドソックス戦から復帰が可能となる。

 今季は開幕から安定感を欠く登板が続いていた右腕だが、6月下旬からようやく調子を上げていた。今季はここまで23試合に先発し、8勝10敗、防御率4.92の成績だった。

(Full-Count編集部)

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