オリ3連敗で借金再び2桁「10」 福良監督が悔やんだ3失点目「あそこね」

オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】
オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】

ソフトBバンデンハークには今季3戦全敗「全部でかかっていかないとダメ」

 オリックスは3連敗となり、再び借金が2桁の「10」となった。序盤に先発の金子千尋が4点を先行される展開となり、ビハインドを跳ね返せずに敗れ、福良淳一監督は「3点目ですかね。あそこね。なんとか2点で抑えていたら、というところ」と2回に奪われた3点目を悔やんだ。

 その2回。1死一、二塁から右腕が右中間を破られる2点適時三塁打を浴び、2点を先制された。さらに2死二塁で、高谷が放った打球は二遊間へ。二塁・西野が追いついたが、送球動作に移ったところで、手からボールがこぼれた(記録は内野安打)。その間に二塁走者の福田が一気に本塁へと生還し、指揮官の言う3点目を奪われた。

 金子千尋は4回にもデスパイネにソロ本塁打を浴びた。その後は立て直し、7回まで投げたが、7回6安打4失点で7敗目。福良監督は「悪くはなかったと思います。不運なところもあった」とした。

 打線はソフトバンク先発のバンデンハークの前に6回までわずか2安打。7回に西野、伊藤が2者連続本塁打を放ち、1点差に迫ったが、反撃もここまで。右腕に対し、今季3戦全敗となり「真っ直ぐを弾けなかった。全部でかかっていかないとダメでしょう。攻め方とかそういうところじゃないですか」と嘆いていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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