最高勝率ドジャースが順調116勝ペースと米報道、史上最多勝更新なるか…

ドジャース・前田健太(左)、ダルビッシュ有(右)【写真:Getty Images】
ドジャース・前田健太(左)、ダルビッシュ有(右)【写真:Getty Images】

119試合を終えて85勝、162試合に換算すると115~116勝に

 ドジャースのダルビッシュ有投手は16日(日本時間17日)、ホワイトソックス戦で本拠地デビューを果たした。記念すべき31歳のバースデー登板は6回8安打1四球3失点の内容で、リードを許して降板となったが、9回に打線が爆発して5-4でサヨナラ勝利。ダルビッシュの誕生日黒星を消し去る今季85勝目を挙げた。現在メジャー30球団最高勝率を誇るドジャースだが、MLB史上最多記録に並ぶ年間116勝ペースに到達したことが明らかになった。

 ESPNデータ解析部門のツイッター「ESPNスタッツ&インフォ」はドジャースの勝利後、歴史的なペースに突入したことを速報した。

「ドジャースは現在、116試合勝利のペースに突入し、MLBの1シーズン最多記録に並んだ」

 4連勝で今季85勝34敗としたドジャースは、このペースで勝ち星を重ねると年間115~116勝に達する。メジャーのシーズン最多勝記録は、1906年カブスと2001年マリナーズが記録した「116勝」。ブックメーカーでもワールドシリーズ優勝本命に推されている名門チームは、歴史的なペースで勝ち星を重ねているという。

 ご存じの通り、2001年マリナーズと言えば、オリックスから移籍したイチローがMVPと新人王をW受賞。その他にも首位打者、盗塁王、ゴールドグラブ賞など個人記録を総なめにする活躍を見せ、116勝達成に大きく貢献した。

 イチローと共に当時マリナーズで守護神として君臨した佐々木主浩らが達成したメジャー記録に、ダルビッシュと前田健太が先発ローテーションで奮闘するドジャースは並ぶことができるのか。ドジャースの快進撃はアメリカで大きな注目を集めている。

(Full-Count編集部)

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