ヤンキースには田中将大が必要 米メディア力説「6月以降は極めて真っ当」

ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】
ヤンキース・田中将大【写真:Getty Images】

7月に積極的補強に走ったヤンキース、それでも田中は必要

 右肩の炎症で10日間の故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将大投手。すでにキャッチボールを再開しており、順調ならば22日(日本時間23日)から始まるタイガース3連戦で復帰する見通しだと、複数の現地メディアが伝えている。今季はここまでキャリアワーストのシーズンを送っている右腕だが、米スポーツサイト「ファンラグ・スポーツ」は「それでもヤンキースには田中が必要」と力説。プレーオフ進出を見据える名門球団が田中を必要とする理由を挙げた。

 プレーオフ進出、さらにはワールドシリーズ進出を目指すヤンキースは、7月31日のトレード期限までにソニー・グレイ、ハイメ・ガルシアの先発投手2人や、一塁や三塁を守れる強打のトッド・フレイザーを補強。シーズン終盤を迎える準備を整えた。だが同時に、エース右腕の田中は今季はここまで8勝10敗、防御率4.92、28被本塁打など、日米を通じてキャリアワーストのシーズンを過ごし、左腕サバシアは怪我がち、右腕ピネダは今季絶望。戦力補強をしたものの、どこか心許なさを感じることは否めない。

 田中も右肩の炎症で8月10日まで遡ってDL入り。現在は復帰を目指して調整に励んでいる。田中のDL入りについて、記事ではヤンキースがプレーオフを睨んでのことだと解説。今季は不安定な投球が続く右腕だが「ヤンキースの寵愛を失ったわけではない」とし、「健康なタナカがヤンキースにとっていかに重要か」について説明している。

最近11試合は防御率3.33、被打率.224で「極めて真っ当な成績」

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