夏の甲子園で大会61号飛び出す、史上最多大会通算本塁打の新記録更新

準々決勝の第2試合で天理、安原と山口が連弾

 第99回全国高等学校野球選手権大会は20日、大会第12日が行われ、第2試合に天理(奈良)の安原と山口が連続ホームランを放ち、今大会通算60号、61号を記録した。これで2006年の第88回大会で記録された史上最多大会通算本塁打数を抜き、新記録更新となった。

 2-0で迎えた1回表、打席に立った安原がバットを強振すると、打球は中堅席へ飛び込む3ランとなった。さらに、続く8番・山口も左翼へのソロ弾。チームに取って大きな意味を持つ2発は、大会第60号と61号。大会通算本塁打数として史上最多記録を更新する節目のホームランとなった。

 今大会は本塁打が量産されることで注目を浴びている。大会第7日を終えた時点で通算37本に達し、前年の通算本塁打数に並んだ。19日に3回戦を終えた時点で通算56本となり、史上2番目に多い2012年(第94回)に並んでいた。

 この日は第1試合の三本松(香川)vs東海大菅生(西東京)で、1回裏に東海大菅生の3番・小玉が右翼へ先制2ランを放つと、3回裏に6番・佐藤が左翼へ2ラン。6回には2番・松井が2ランを運んだ。

 大会はまだ6試合を残すだけに、どこまで記録が伸びるか注目だ。

(Full-Count編集部)

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