「間違いなく特別」―復帰戦のソフトB和田、井口との最後の対戦へ秘める思い

球数制限は考えず、全力投球を誓う「4月の西武戦の時よりは確実に状態はいい」

 27日、ソフトバンクの和田毅が4月7日の西武戦以来、142日ぶりに1軍公式戦に先発登板する。100球程度の球数制限付きとはいえ「肘の痛みがない分、4月の西武戦の時よりは確実に状態はいい」と穏やかな表情で語った。

 5月22日に左肘の手術を受けた和田が、ようやくヤフオクドームのマウンドに戻ってくる。和田は、2度の2軍戦登板でしっかりとした手応えをつかんだ。20日の中日戦では、序盤に失点こそしたものの「自分の感覚としては(相手打者が)振り遅れたり、差し込まれたりしないと抑えきれない。(中日戦の)3回、4回からそれができたし、そういう感覚があれば自分のピッチングができると思う」と自信をのぞかせた。

「チームの勢いを削がないように、自分がいいピッチングができれば、チームはさらに乗っていけると思う」と意気込みを見せる和田。一方で、復帰初戦ということもあり球数は制限される予定だ。

「交代の時機はベンチが判断してくれること。自分では球数のことは考えずに、1球1球全力で相手を抑えにいく。とにかく、一人ひとり、一生懸命に。これは調整登板ではなく、大事な一戦なので」

「ボクが投げる時にいっぱい打ってくれた」井口との最後の対決にも注目

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