ハム大谷3回1/3を4失点で2敗目も160キロ4度計時、村田が3回無失点好投

50日ぶり先発で手応え「進歩はしていると思います」

 日本ハムは31日、本拠地でのソフトバンク戦に3-4で敗れた。大谷翔平投手が7月12日オリックス戦以来となる50日ぶりに先発し、3回1/3を1被弾を含む3安打4奪三振3四球で4失点(自責4)。今季2敗目を喫したものの、64球のうち4球で160キロを計時するなど、大挙したメジャー関係者の前で力強さを見せつけた。

 大谷は初回に先頭明石の4球目で最速160キロの速球を投げた。初回を3者凡退に斬ると、2回は先頭柳田に四球を与えたが、続くデスパイネを二直併殺。福田を二ゴロとして打者3人で終わらせた。3回は2死から甲斐を歩かせたが、3死はすべて空振り三振。ここまで無安打無失点とした。

 捕まったのは1-0で迎えた4回。先頭今宮にストレートで四球を与えると、送りバントで1死二塁としたところ、柳田にフルカウントか8球目、この日4球目の160キロ速球をセンター前に弾き返され、同点に追いつかれた。さらにデスパイネに左前打を許し、1死一、二塁とした直後、福田に3球目141キロのフォークを右翼席に飛び込む勝ち越し3号3ランとされた。ここで大谷は64球を投げて降板。4回は白村が無失点に締めた。

 5回からマウンドに上がった3番手村田が3回を無安打5奪三振無失点に抑える好投。すると、7回2死二、三塁からレアードが右翼へ2点タイムリーを放ち、1点差に詰め寄った。だが、反撃もここまで。新外国人ドレイクが内野安打3本と気を吐いたが、生かし切れなかった。

 ソフトバンクは先発石川が5回1失点と好投。モイネロが2失点し、1点差に詰め寄られたが、岩嵜、サファテと無失点リレーで白星を飾った。

(Full-Count編集部)

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