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3戦連続好救援、圧巻の19K 「世界でも通用」田浦が自信深める“最大の武器”

マウンドに立つだけで風格すら感じる。4日(日本時間5日)に行われた「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(カナダ・サンダーベイ)、オランダ戦。侍ジャパンU-18代表の先発・徳山壮磨(大阪桐蔭)からバトンを受けたのは、ここまでの2試合で5イニングを投げ10奪三振と相手をまったく寄せつけないピッチングを見せていた左腕・田浦文丸(秀岳館)だった。

オランダ戦で9奪三振の好リリーフをした侍ジャパンU-18代表・田浦文丸【写真:沢井史】
オランダ戦で9奪三振の好リリーフをした侍ジャパンU-18代表・田浦文丸【写真:沢井史】

日の丸で躍動する田浦、オランダ戦で4イニング無安打無失点9K

 マウンドに立つだけで風格すら感じる。4日(日本時間5日)に行われた「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(カナダ・サンダーベイ)、オランダ戦。侍ジャパンU-18代表の先発・徳山壮磨(大阪桐蔭)からバトンを受けたのは、ここまでの2試合で5イニングを投げ10奪三振と相手をまったく寄せつけないピッチングを見せていた左腕・田浦文丸(秀岳館)だった。

 最大の武器のチェンジアップを巧みに操り、オランダの各打者のバットが空を切る。「日本人の打者は食らいついてくるけれど、外国人は大きく振ってくる。世界大会でも通用している」と本人も自信を持つ。

 チェンジアップをマスターしたのは高校2年の秋。秀岳館で共にマウンドを分け合ってきた川端健斗がすでに投げていて、後を追うように自身の持ち球にした。また身につけて1年ほどしか経っていないが、みるみるうちに三振を奪えるようになった。

 2日前に敗れたアメリカ戦でも上位打線からすべて三振を奪った。前日のキューバ戦でも欲しいところはすべて三振を奪うことができた。この日は6回からマウンドに上がり、最長4イニングを投げたが、「最後までいくと言われました。(秀岳館で)鍛治舎監督には常に冷静にと言われてきたので、牽制を入れたりして落ち着かせるようにしています。打者の立場になって考えても、牽制は打つ気をなくしたりできるので」。

 9回は2死一、二塁のピンチを背負った。それでも最後まで集中力を高め、最後はピッチャーゴロに斬り、チームを3-1の勝利へと導いた。この日は無安打無失点で9三振を奪う快投で、ここまで3試合9イニングで19奪三振。異国のマウンドで、頼もしい背番号19が試合を重ねるごとに大きくなっていく。

(沢井史 / Fumi Sawai)

日本通運は侍ジャパンを応援しています。

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