優勝マジック1のホークス、柳田の17戦ぶり逆転30号2ランでリード奪う

2回に1点先制許すも、4回に2-1と逆転
優勝へのマジックを1としているソフトバンクが、試合をひっくり返した。16日の西武戦(メットライフ)。1点ビハインドの4回に、柳田が値千金の一発を放った。
2回に1点を先制されて迎えた4回。1死から中村晃が左前安打で出塁すると、4番柳田が価値ある一打を放った。1ボール1ストライクからの3球目。西武先発・野上の投じたスライダーは、捕手の岡田が構えるインコースではなく、アウトコースへ。柳田がこれをフルスイングで捉えると、打球は高い放物線を描いて、左翼スタンドへと飛び込んだ。
ついに大台に到達する逆転の30号2ラン。8月23日の西武戦(ヤフオクD)以来、17試合ぶりとなった本塁打は9月初アーチ。主砲の一振りで、優勝に王手をかけるソフトバンクが逆にリードを奪った。