一打で2度中堅手がボール捕球!? シングルヒットで一気に生還の珍事が話題に

インディアンスのオースティン・ジャクソン(右)【写真:Getty Images】
インディアンスのオースティン・ジャクソン(右)【写真:Getty Images】

地区V決めたインディアンス、ジャクソンの“珍打”も話題に

 インディアンスが16日(日本時間17日)、ア・リーグ中地区で2年連続の優勝を決めた。この日は本拠地でロイヤルズと対戦し、8-4で勝利。同日、同地区2位のエンゼルスがブルージェイズに敗れたことで優勝が決まった。

 連勝が22で止まった直後に再び白星を挙げたインディアンス。この一戦で同チームのオースティン・ジャクソン外野手がシングルヒットで生還する珍事が起きた。

 5-2と3点リードで迎えた6回2死二塁の場面。ジャクソンは相手先発ハメルからセンター前に安打を放った。これにより二塁走者が本塁に突入。相手中堅のケーンも本塁に送球したが間に合わず、インディアンスに6点目が入った。

 ここまでは普通のタイムリーヒットだったが、ロイヤルズの悪夢はここからだった。本塁ベース手前でボールを受けた捕手は、二塁を狙ったジャクソンを刺そうと送球した。しかし、ボールは二塁ベース手前でワンバウンドする悪送球となり、ベースカバーに入った遊撃のエスコバルが後逸した。これがケーンの横を抜けて外野を転々とする事態に。ケーンがスタンド方向に転がるボールを懸命に追う間にジャクソンは三塁を回り一気に生還。7点目のホームを踏んだ。

 この一打は現地でも話題となり、MLB公式ツイッターも動画付きで速報。「オースティン・ジャクソンがリトルリーグホームランを放った」と、拙守が絡んだ“珍打”を伝えた。

【動画】単打で一気に本塁生還、ジャクソンの「リトルリーグホームラン」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY