ラストゲームで右中間へ劇的弾 ロッテ井口、一問一答「思い残すことない」

9回にバックスクリーン右に同点2ラン「大地が打ってくれ、最高の一日に」

 ロッテの井口資仁内野手が24日、ZOZOマリンスタジアムでの日本ハム戦で引退試合に臨み、9回にバックスクリーン右に飛び込む劇的な同点2ランを放った。チームは延長12回にキャプテンの鈴木大地内野手がサヨナラ打を放ち、4-3で勝利。引退セレモニーで「最高の野球人生だった」と振り返った偉大なプレーヤーは、試合後の記者会見で「思い残すことはない」と現役生活を振り返った。

 以下は一問一答。

――あんな凄いホームランを打つなら、まだまだ現役やれるのでは?

「むこうのピッチャーが勝負してくれたのに感謝しています。2軍(の練習)であの打球方向を、自分らしい打球を追い求めてきたので思い残すことはありあません。試合中もみんなのコメントを見たり、うるっとしたところもあったが、最後の最後に一番頑張ってきた大地が打ってくれ、最高の一日になって、みんなに感謝しています」

――試合中の意識は。

「いつもと変わらずで、何とかチームを勝たすということで」

――21年間を道に例えると?

「道というよりは、自分の描いてきたこと、目標設定が明確であり、選手生活はこれで終わりですが、野球に携わることが多くなると思うので、もっともっと勉強して、自分の道を探りながら、野球界、ファンの皆様に恩返しできればいいなと思ってます」

――9回に入った時はどんな心境で?

「清田がヒット打って、ゲッツーはまずいなと。9回2アウトで回ってくるのではないかとか、色々考えていた。何とかつなぎたいと。シーズン中あそこ(中堅方向)の打球が失速していたが、今日は自分の思いだったり、みんなの思いが伝わって、フェンスを超えてくれたんではないか。ほんと、この何年か忘れかけていた感触だった。1か月ファームでしっかり打ち込んで、やった結果が出た。まだまだやれると思う気持ちの反面、すっきりしたというか」

――気持ちよく次のステージに進めますね。

「そうですね。明日以降ゆっくり休んで、自分なりに考え、自分の中で色んな選択肢があるので、いずれまた(ユニホームを)着たい気持ちもありますし、これからじっくり考えていきます」

――21年間プロ生活を支えたものは?

「ファンの声援でもあるし、全ての人に感謝したい。色んな意味で野球に携わりながら、感謝していけたら。次の目標設定をして、しっかりやっていきたい」

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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