ソフトB、優勝決定後3度目の連敗 球団新72試合目登板の岩嵜が決勝被弾

優勝後は2勝6敗、ロッテは今季大きく負け越しのソフトB戦最終戦で勝利

 2年ぶりのリーグ優勝を決めているソフトバンクが、またしても敗れた。26日のロッテ戦(ヤフオクD)。3-3の同点で迎えた8回、球団新記録となる72試合目の登板となったセットアッパーの岩嵜が、鈴木に痛恨の勝ち越し弾を被弾。リーグ優勝を決めてから、これで3度目の連敗。8試合で2勝6敗となった。

 先発は和田。2回に井上に中前安打を浴びると、早大の後輩にあたる中村に甘いチェンジアップを左翼ホームランテラス席に運ばれる2ランを許した。4回には先頭の鈴木に四球を与えると、井上に左前へ適時打。左腕は7回まで投げ、5安打3失点だった。

 打線は5回に反撃する。先頭のデスパイネが左前安打で出塁すると、松田が9月8日のロッテ戦(ZOZOマリン)以来、13試合ぶりの一発となる24号2ランを放って1点差。さらに1死から、この日4月23日に登録抹消されて以来の1軍昇格即スタメンとなった吉村が左翼席へ今季1号ソロを運んで、試合を振り出しに戻した。

 だが、8回に頼みのセットアッパーがつかまった。この日が2010年の摂津を越える球団新記録の72試合目の登板となった岩嵜が、1死から鈴木に、右翼ホームランテラス席に飛び込む痛恨の勝ち越しソロを被弾。これが決勝点となった。

 ロッテは5番の井上が2安打1打点1得点、6番に入った中村が3安打1本塁打2打点と活躍し、ソフトバンクに競り勝った。先発の二木は7回まで投げ、5安打3失点で今季7勝目。今季7勝18敗と大きく負け越したソフトバンクとの最終戦で、意地の1勝をあげた。

【動画】SB岩嵜が球団新72試合目登板を記録

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