オリックス敗戦も、19歳岡崎がフル出場 福良監督「いい勉強になったと思う」

オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】
オリックス・福良淳一監督【写真:荒川祐史】

延長12回サヨナラ負けも収穫、「今日は最後まで守らせようというのはあった」

 オリックスが悔しいサヨナラ負けを喫した。6日のソフトバンク戦(ヤフオクD)。今季最後の対戦は序盤からリードを奪う展開も、終盤に追いつかれ、最後は延長12回に力尽きた。
 
 初回に幸先よく先制点を奪うと、5回には若月のプロ初本塁打のソロ、T-岡田が31号ソロと2者連続本塁打で追加点を挙げ、一時は3点のリードを奪った。

 先発の吉田一は、5回に中村晃にこの日初の被安打となるソロ本塁打を浴びたが、6回までわずか1安打1失点の好投。7回に四球と内川の右前安打、中村晃の犠飛で2点目を失い、2死一、二塁の場面で降板となったが、7回途中2安打2失点。福良淳一監督も「よく投げてくれた。前回に続き良く投げた。いいものは見せてくれた」と評価する好投だった。

 ただ、1点リードの9回に守護神・平野が2死二塁から上林に適時打を浴びて試合は振り出しに。延長12回に7番手・澤田が吉村にサヨナラ本塁打を浴び、黒星を喫した。

 悔しい敗戦の中で、この日の収穫だったのは、ドラフト3位ルーキーの岡崎大輔か。「8番・遊撃」で2試合連続でスタメン出場した19歳は5打数ノーヒットだったものの、試合終了までプレー。指揮官は「岡崎は最後まで守って、いい勉強になったと思う。今日は最後まで守らせようというのはあった」と話していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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