西武が“縁起物”炎獅子ユニをCS全戦で再着用、炭谷「炎のような熱い声援を」

今季の特別ユニとして登場した炎獅子ユニ【写真提供:埼玉西武ライオンズ】
今季の特別ユニとして登場した炎獅子ユニ【写真提供:埼玉西武ライオンズ】

炎獅子ユニ着用時は、楽天戦8戦全勝、ホークス戦6戦4勝と圧倒的強さ

 西武は8日、14日からはじまる「2017ローソンチケット クライマックスシリーズ パ」ファーストステージとファイナルステージの全日程で、「炎獅子ユニホーム」を着用して戦うと発表した。

 今季の特別ユニとして登場した炎獅子ユニは、いまや西武では“縁起物”となっている。シーズン途中まで首位攻防戦を繰り広げるソフトバンクと楽天を負う展開。一時は楽天に最大11ゲーム差をつけられた3位に位置したが、炎獅子ユニホームを着用した7月下旬から破竹の13連勝を遂げ、終わってみれば楽天を抜き去り、CS本拠地開催権を持つ2位でシーズンを終えた。

 短期決戦のCSでは勢いが大事。炎獅子ユニ着用時には、楽天戦で8戦全勝、ソフトバンク戦で6戦4勝という圧倒的な強さを発揮。そこで辻発彦監督をはじめ選手から要望を受け、CSは全日程を炎獅子ユニで戦うことになったという。

 辻監督は「9年ぶりの日本一へ向けて、まずは突破しなければならないクライマックスシリーズを、59年ぶりの13連勝で勢いに乗った、この炎獅子ユニホームを着て戦い、勝ち抜くことをチーム全員で決意しました。ファンの皆さま、炎獅子ユニホームをともに身にまとい、選手たちへの熱い後押しをよろしくお願いします」とコメント。選手会長を務める炭谷銀仁朗捕手も「本拠地メットライフドーム、そして福岡の地で僕たち選手は炎のような熱いプレーをし、ファンの皆さんから炎のような熱い声援をいただき、ともに日本一をつかみ獲りましょう!」と呼び掛けた。

(Full-Count編集部)

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