ヤンキース、崖っぷちから2連勝&地区S突破逆王手! 勝負の行方は第5戦へ

インディアンス戦で力投したヤンキース・セベリーノ【写真:Getty Images】
インディアンス戦で力投したヤンキース・セベリーノ【写真:Getty Images】

セベリーノ7回3失点力投、ケインリー好救援、ジャッジ初タイムリー

 ヤンキースが9日(日本時間10日)、本拠地で行われたインディアンスとの地区シリーズ第4戦で7-3で勝利してリーグ優勝決定シリーズ進出に逆王手をかけた。連敗スタートとなったヤンキースは崖っぷちの第3戦で田中将大の好投もあり、1-0で勝利。さらにこの日は打線が相手先発バウアーを攻略。序盤から得点を重ねて連勝し、2勝2敗とした。第5戦は11日(同12日)に行われる。

 この日はツインズとのワイルドカードゲームで1回途中で3失点KOされていたセベリーノが先発。23歳の右腕は初回を3者凡退に打ち取ると、2回先頭のブルースに初安打を浴びたものの後続を断って無失点に抑えた。

 すると打線は2回裏、第1戦で好投した相手先発バウアーに対してフレージャーのタイムリー二塁打で先制するとそこから4連打でこの回一挙4得点。地区シリーズ3試合で10打数無安打だったジャッジにも2点二塁打が飛び出し、同シリーズ16打席目で初ヒット。バウアーをこの回の途中でKOした。

 ヤンキースは3回にも1点を追加。セベリーノは4回にサンタナに2ランを浴びると、5回にもペレスにソロ弾を浴びて2点差とされたが、ヤンキースは5回、6回と1点ずつを奪って突き放した。

 セベリーノは7回4安打9奪三振3失点と粘りの投球を見せて降板。8回からマウンドに上がった2番手ベタンセスが連続四球で1死も奪えずに降板したが、緊急登板した3番手ケインリーが後続を断つ好救援。9回も無失点で抑えて勝利した。

 インディアンスのミスも絡んで競り勝ったヤンキースは本拠地で2連勝と巻き返しに成功。リーグ優勝決定シリーズ進出の行方は第5戦にもつれ込んだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY