前田健太「勝利の方程式」で躍動! 米でも称賛の声「監督の最高の決断」

初のホールドをマークしたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】
初のホールドをマークしたドジャース・前田健太【写真:Getty Images】

地区シリーズ3試合中2試合で好救援、計2回無安打無失点4K

 ダイヤモンドバックスとの地区シリーズで2試合連続で好救援を見せたドジャースの前田健太投手に称賛の声を相次いでいる。7日(日本時間8日)の第2戦で5回1死から3番手として登板し、1イニングを9球で零封。勝利投手となると、9日(同10日)の第3戦では8回から登板し、1イニングを12球で3者凡退に仕留めてキャリア初ホールドを記録した。この好投を受け、前田の救援起用は「監督の最高の決断」との声も寄せられた。

 前田は2試合でいずれも1イニングを投げて無安打無失点、2三振ずつを奪った。この日はセットアッパーとして守護神ジャンセンにつなぐ役割を果たし、勝利に貢献。ポストシーズンで先発ローテを担うことはできなかったが、救援として重要な仕事を託された。

 この日の快投を受け、米国でも称賛の声が相次いだ。地元メディア「NBCロサンゼルス」ニュースキャスターのフレッド・ロギン氏は自身のツイッターで「セットアッパーとしてのケンタ・マエダは素晴らしい。おそらく最高の決断だろう。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が前進」とし、日本人右腕の好投を称えつつ、ロバーツ監督の采配を高評価。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」電子版も「強力なマエダ」とレポートし、「ケンタ・マエダは先発投手を務めてきたが、ダイヤモンドバックスに対しての救援は印象的だった」と伝えた。

 また、ドジャースの球団公式ツイッターでも「ケンタ・マエダによる完璧な8回!」と速報。短期決戦で緊迫した展開が続く中、前田が救援の柱として強烈な存在感を放っている。

(Full-Count編集部)

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