鷹・工藤監督、右脇腹肉離れの柳田に「ギリギリまで待つ」との思い伝える
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工藤監督「彼がいるだけでプレッシャーになる」
ソフトバンクの工藤公康監督は11日、右脇腹の肉離れでリハビリ中の柳田悠岐外野手について、クライマックスシリーズが始まるギリギリまで回復を待つ考えを示した。
9月20日の日本ハム戦(札幌D)で、スイングした際に右脇腹を痛めた柳田。検査で「右腹斜筋損傷及び肋間筋損傷」などで全治3週間と診断されていた。ただ回復は思わしくなく、まだスイング出来る状態ではない。18日からのクライマックスシリーズ・ファイナルステージでの復帰が厳しくなってきている。
この日、CSに向けて全体練習を再開させたソフトバンク。工藤監督は柳田について「みんなの思いは、コーチも含めて、ギリギリまで(待つ)という思いはあると思います。彼がいるだけで相手チームにとってはプレッシャーになると思うので、それも含めて本人には話をしました。ギリギリまで待つからねという話をしましたし、いるだけで相手に与えるプレッシャーも変わってくるし。アイツ自身はしっかり打てなきゃ、しっかり振れなきゃ、という思いがあるでしょうけど、こちら側の思いは伝えた上で出来る限り、しっかり大丈夫です、これでいけますというところまで、ギリギリまで待つからと話はしました」と語った。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)
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