地区S突破のカブス、上原浩治もシャンパンファイト「仲間はずれじゃなかった」

カブス・上原浩治【写真:Getty Images】
カブス・上原浩治【写真:Getty Images】

シーズン終盤から離脱、懸命のリハビリ継続

 3年連続でリーグ優勝決定シリーズに進んだ昨季王者のカブス。チームの勝利に戦列を離れている上原浩治投手もシャンパンファイトに加わり、喜びをあらわにした。

 ナショナルズとの地区シリーズで2勝2敗とし、迎えた12日(日本時間13日)の第5戦。敵地で行われた大一番では一時、3点のリードを許しながらも5回にラッセルが2点二塁打を放つなど4点を奪って逆転に成功すると、その後も点を取り合いながらも1点のリードを死守して競り勝った。

 9月2日の登板を最後に体調不良で離脱していた上原はプレーオフでもメンバーから外れたが、チームに合流するために懸命にリハビリを継続。13日のブログでも練習で30球ほど投げてきたことを報告し、「せっかくここまでやってきてるんだから、あと数日の我慢だ。やらずに後悔だけはしたらあかん。やっての失敗、悔しさは後で活きる!!」と悩みを振り払うように綴り、不屈の闘志をにじませていた。

 そして同日、カブスはナショナルズとの決戦を制して3年連続で地区シリーズを突破。2年連続のワールドシリーズ制覇へまた一歩前進した。試合後のシャンパンファイトには上原の姿もあり、仲間たちと勝利の余韻に浸った。右腕はその後、自身のツイッターで「今回は、仲間外れじゃなかった シャンパンファイト」と綴り、改めてチームメートとともに喜びを分かち合ったことを報告した。

(Full-Count編集部)

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