王者カブスと激突、ド軍救援の注目に前田健太 守護神につなぐ「新オプション」

注目の「ドジャースVSカブス」、キーマンの一人にマエケン
14日(日本時間15日)に開幕するナ・リーグ優勝決定シリーズはカブスとドジャースが激突する。2年連続で激突することになった両軍はどちらがワールドシリーズにコマを進めるのか。決戦を前に米メディアが同シリーズを特集し、ドジャースのブルペンのキーマンの一人に前田健太投手を挙げている。
「ドジャース-カブスの再戦は去年よりも素晴らしいものになるだろうか」との見出しで記事を掲載したのはESPN。この問いかけに「このシリーズは素晴らしいものになるだろう」と予想した記事では「5つの疑問」として、同シリーズの見どころ、ポイントを特集。その一つとして、ドジャースの救援陣に注目している。
ポイントの一つとして挙げられた「ドジャースブルペンの状態は?」の問いへの回答として、記事では「現在、非常に良い」と言及。ダイヤモンドバックスとの地区シリーズで救援陣が力投を見せたことに触れながら、プレーオフで救援として起用されている前田健太の投球を特筆した。寸評では「ケンタ・マエダはブルペンで重要な役割を担った。そして彼は常に右打者に対して非常に優秀である。彼は対戦した打者6人すべてを打ち取っており、奪三振を4つ記録している。2017年最強のクローザーであろうケンリー・ジャンセンへとマウンドをつなぐ新たなオプションを、彼はドジャースに与えた」とレポートし、救援のキーマンとして注目を寄せている。
レギュラーシーズンで先発として2年連続2桁勝利の13勝を挙げた前田は、救援としても4試合に登板。迎えた地区シリーズでも3試合中2試合で救援し、いずれも1回を無安打無失点2奪三振と抑えた。
右腕は昨季WS王者・カブスとの大一番でも「勝利の方程式」として起用されるのか。ダルビッシュとともにドジャース投手陣を牽引する活躍が期待される。
(Full-Count編集部)
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