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サバシアにスタンディングオベーション ジャッジも感嘆「守っていて楽しい」

2連敗からの巻き返しをはかるヤンキースが16日、ニューヨークで行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で8-1で快勝し、1勝2敗とした。これで第5戦に先発予定だった田中将大投手に出番が回ってくることが確実となった。

アストロズ戦で好投したヤンキース・サバシア【写真:Getty Images】
アストロズ戦で好投したヤンキース・サバシア【写真:Getty Images】

サバシアが熟練の輝き、“ストッパー”の役割果たす

 2連敗からの巻き返しをはかるヤンキースが16日、ニューヨークで行われたアストロズとのア・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で8-1で快勝し、1勝2敗とした。これで第5戦に先発予定だった田中将大投手に出番が回ってくることが確実となった。

 ヤンキースは先発のサバシアが6回まで5三振を奪い、3安打無失点と好投し、勝利をたぐり寄せた。かつてのように150キロ台中盤の剛速球を投げ込む姿は見られなくなったが、ポストシーズンで20試合の先発経験のある37歳はマウンドで落ち着き払っていた。今季チームが負けた直後の登板で9勝0敗、防御率1.71と好投し「ストッパー」の役割を果たしていた左腕は、負ければ後がなくなる一戦で頼もしかった。

 1回1死から2番ブレグマン、3番アルトゥーベを連続三振に仕留め、2回にも先頭の4番コレアから三振を奪うなど抜群の立ち上がりでリズムをつくった。2回にT.フレージャーの先制3ランと4回にジャッジの3ランなどで計8点の援護をもらうと、6回を99球でテンポ良く投げきった。続投を志願して最後の打者を打ち取ると、本拠地ファンからスタンディング・オベーションを浴びてマウンドを降りた。

 2013年まで13年連続2桁勝利をマークするなどリーグを代表するエースとして活躍したが、14年以降は膝の故障とアルコール依存症の治療などの影響で成績が急降下。昨季も9勝12敗と振るわず、引退の声がささやかれ始めていた。だが、今季はかつての力で押すスタイルからカットボールやスライダーを低めに集めて、打たせて取るスタイルを確立して14勝を挙げて復活した。

 サバシアは試合後、「なんとか(2連敗から)巻き返すチャンスを生み出したかったのでポストシーズンでいい投球ができてうれしい。序盤に味方がホームランで得点してくれたのが大きかった」と笑顔。チームを窮地から救う力投を見せた左腕に対し、ジラルディ監督は「これ以上ないという投球だった。シーズンでもいいピッチングを続けていたので驚きはないよ」と称えると、好守と3ランで援護したジャッジは「両サイドを突いて緩急を巧みに操っている。後ろで守っていて楽しい」と厚い信頼を寄せた。

 ヤンキースは第4戦でグレイ、第5戦で田中が先発予定。精神的支柱として投手陣を支えてきたベテランが大舞台で再び輝き、反撃の舞台を整えた。

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