ソフトB、4番内川の2試合連続弾で同点 勝ち越しへ「攻めていきたい」
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キャプテンが貴重な一発「来た球を芯で強く打とうと思っていました」
ソフトバンクが試合を振り出しに戻した。19日、本拠地ヤフオクドームで行われた楽天とのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦。1点ビハインドで迎えた4回、キャプテンで4番の内川が同点の一発を放ち、同点に追いついた。
チームに流れを呼び寄せる本塁打が飛び出した。4回。先頭で打席に入った内川が、苦戦していた辛島を捉えた。2ボール2ストライクからの5球目。内角高めの難しいボールを腕をたたんで捉えると、打球は左翼ポール際のスタンドへと消えた。
内川は「打ったのはストレート。追い込まれてましたが、来た球を芯で強く打とうと思っていました。まず同点に追いつけて良かったですが、勝ち越し出来るように攻めていきたいです」とコメント。18日の初戦の9回に放ったソロに続くクライマックスシリーズ2戦連続のアーチ。王者ソフトバンクの反撃が始まった。