ドジャース打線爆発、3回で7得点、ヘルナンデスが満塁弾含む2打席連続弾
2回に中堅へソロ弾、3回に右翼へ満塁弾でベンチ歓喜
ドジャース打線が序盤から大爆発した。19日(日本時間20日)、敵地で行われているカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦で3回までに7点を奪い、1988年以来となるワールドシリーズ進出に大きく一歩近づいた。
この日「6番・左翼」で先発起用されたヘルナンデスのバットが火を噴いた。初回にベリンジャーの適時打で1点を先制したドジャースは、中堅スタンドいっぱいに飛び込むソロ弾を放ち、2点リードに広げた。
3回、ドジャース打線は先頭テイラーから4連打で1点を加え、なおも無死満塁とし、カブス先発キンタナをマウンドから引きずり下ろす。カブス2番手ロンドンにフォーサイスが空振り三振に打ち取られた直後、打席に立ったヘルナンデスは、再び初球を強振。勢いよく飛び出した打球は、右翼スタンド最前列に飛び込むグランドスラムとなった。
カブス本拠地リグリーフィールドが静まり返るのと対照的に、ドジャースのダグアウトは歓喜の渦。ドジャースが悲願のWS進出をグッと引き寄せた。