ソフトBバンデン、打球直撃で転倒 ヒヤリも続投でピンチ切り抜ける

右背部付近を直撃も大事に至らず

 ソフトバンクのリック・バンデンハーク投手が、打球が直撃するアクシデントに見舞われた。21日に本拠地ヤフオクドームで行われた楽天とのクライマックスシリーズ・ファイナルステージ第4戦。0-0の2回に、ヒヤリとするシーンは起きた。

 この回、先頭のウィーラー、島内を連続三振に取り、この日早くも4つ目の三振を奪ったバンデンハーク。アマダーに右前安打を許し、聖澤が放った打球が右腕の体に向かった。痛烈なライナーは、バンデンハークの右背部付近を直撃。バランスを崩したオランダ人助っ人は、グラウンド上に転倒した。

 ベンチから佐藤義則投手コーチが飛び出し、通訳、トレーナーとともに状態を確認。大事には至らなかったようで、右腕はそのまま続投。2死一、二塁のピンチだったが、岡島を中飛に打ち取り、無失点でこの回を終えた。
 

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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